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奥山 邦人; 青木 成文*; 小澤 由行*; 井上 晃*
Bull.JSME, 29(253), p.2122 - 2130, 1986/00
著者らは、前報において狭い流路内の発熱体をステップ状に加熱した際に生じる非定常沸騰及び非定常二相流に関する実験を行った。そして比較的低熱流束下では発泡・凝縮消滅による周期的な脈動現象が生じることが観測された。本報では圧力変動場での孤立気泡の生長・消滅をモデル化して流路内の非定常二相流特性の解析を行った。その結果、脈動の周期や沸騰気泡の挙動を定性的に説明することができた。更に、流路内の発泡による圧力上昇は他の場所の発泡を抑え、凝縮による圧力低下は他の気泡を生長させ消滅を遅らせるといった圧力変動の非定常沸騰へのフィード・バック効果が明らかとなった。
幾島 毅; 本間 敏秋*
Bull.JSME, 29(246), p.2986 - 2994, 1985/00
ブロック状燃料から構成された高温ガス炉の炉心耐震設計データを得るために、炉心水平断面の燃料一層分による水平二次元炉心模型を使用し、水平一軸および水平二軸同時加振による振動実験を行い、加振方向および炉心側方支持剛性変化による応答特性を調べた。その結果、六角ブロックの平方向の加振条件が最大側方支持反力を示した。また、炉心中心方向へプリロードを与えることによって、変位と側方支持反力を小さくできることが明らかになった。
数土 幸夫; 大貫 晃
Bull.JSME, 27(226), p.708 - 715, 1984/00
本報は、軽水炉の安全評価において重要な気液二相流動現象の1つである、垂直流路における対向気液二相流下の落下水制限の機構を、実験・理論の両面から調べたものである。単一孔垂直流路での空気・水系の落下水制限について次のことが明らかとなった。まず実験から、(1)重要パラメータである流路長Lについて、短流路の場合、Lが大になると、同一の上向き気相流の無次元水流速jに対し落下する水の無次元水流速jは大となる。(2)逆に、長流路ではjは小となる。(3)この短流路と長流路との境界は、流路径をDとすると、概略L/D=2である。一方、理論で、短流路では流路全体で気液二相の圧力差が等しく、長流路では流路上端部で気液二相の圧力差が等しいという、短流路と長流路とでは異る落下水制限機構を考えた。その結果は、実験結果の傾向と良好な一致を示した。
羽田 一彦; 武藤 康
Bull.JSME, 26(221), p.1839 - 1848, 1983/00
文献データを基にしてハステロイXのクリープ構成方程式を作成した。また、作成したハステロイXのクリープ構成方程式に対して感度解析を実施した。その結果、以下のことが明らかになった。(1)クリープ構成方程式が異なることによるクリープ挙動の差異は小さくなく、設定上配慮を要する。(2)ASME Boiler and Pressure Vessel Code Case N-47のクリープ・疲労損傷評価指針に従って累積クリープ損傷を求める際に、クリープひずみ曲線の平均値を記述するクリープ構成方程式による非弾性応力解析結果を用いる方法は、クリープひずみ曲線のばらつきに起因するクリープ損傷量のばらつきを考慮すると、安全側な評価を与える方法とは言えない。
幾島 毅
Bull.JSME, 208(16), p.1610 - 1617, 1982/00
ブロック状黒鉛燃料から構成された高温ガス炉炉心の耐震研究に関する第2報であり、コラム群の衝突振動解析法について報告したものである。内容は、解析法の誘導および解析法の有効性を明らかにするために、実験結果と比較したものから構成されている。本解析法による結果は実験結果と良く一致し、有効性が明らかになった。
岡崎 元昭
Bull.JSME, 26(191), p.823 - 833, 1981/00
前報で、小笠原の実験データとの比較によって求められた、相変化のある加速二相流の壁摩擦ならびに相間摩擦の係数を、さらに高圧あるいは高クオリティ領域の二相流の解析にも応用し、実験値との比較によってその適用性が良いことを示す。また、縮小拡大流路における解析も行ない、そこから一般的な二相臨界流発生条件を追求し、|dp/dz|であるべきことを導いた。そして、その妥当性を基礎式を連立して得られる解について確認すると共に、臨界流発生条件における二相流れの変数間の関係を導いた。その結果から、臨界流発生点における圧力、クオリティが与えられると二相臨界流量が定まるというこれまでの説は誤りであり、臨界流に至る流れの履歴が関係することを明らかにした。さらに、これまでの理論の誤りの原因となっている点を明らかにした。
岡崎 元昭
Bull.JSME, 23(178), p.536 - 544, 1980/00
高圧貯槽から等断面流路を通って減圧加速しながら流れる気液二相流が管路出口で臨界流となって低圧空間へ放出されるまでの二相流の解析を、熱力学的相平衡を伴なう相変化,管壁摩擦ならびに気液の相度差による相間摩擦とエントロピ増大を考慮に入れて求める方法を示す。解析例としては、蒸気-水による小笠原の実験条件で行ない実験値と比較した。その結果、実験で測定された管路に沿う圧力変化ならびに臨界流量について良い一致を見た。圧力変化については、特に管路出口近傍での圧力急変化部分について良い一致を見た。また、本報による解析から、二相臨界流発生点における流れの変数は、その点における圧力,クオリティのみによっては定まらず、そこにいたる流れの履歴が影響することが示唆された。
宇賀 丈雄
Bull.JSME, 21(154), p.587 - 591, 1978/00
中央部に細長い軸対称の一対の空隙を設け、両端に荷重チェックのある特殊な板状試験体を考案し、熱応力ラチェット試験に使用した。この細長い一対の空隙により3分割された3本棒試験体のうち両側に特殊な被覆管型ヒータをとりつけ安定した熱応力を再現性よく得ることに成功した。そこで本法ではこの特殊な試験体の構造、荷重特性、試験法、ラチェット変形挙動の代表例などを紹介した。
磯崎 敏邦; 大場 敏弘; 植田 脩三
Bull.JSME, 20(141), p.278 - 284, 1977/00
オーステナイト系ステンレス鋼SUS304鋼は高速増殖炉1次冷却系構造材料として使用される。高速増殖炉の核暴走事故時には構造物は衝撃荷重を受けることが予想される。このような衝撃荷度に対する原子炉構造物の健全性を評価するためには構造材料の機械的性質に与えるひずみ速度の効果を明らかにしておく必要がある。本報では以上の目的をもとに、SUS304鋼を供試材として火薬爆発力を直接利用した高温衝撃引張試験を実施した。実験温度は室温、400C、600Cの3段階とし火薬薬量をパラメータとして引張過程中のひずみ速度を変化させた。その結果各実験速度において引張強さ、伸びおよび変形エネルギーなどの機械的性質に与えるひずみ速度の効果が明らかになった。
藤城 俊夫; 佐野川 好母; 鳥飼 欣一; 大内 光男
Bull.JSME, 18(118), p.405 - 410, 1975/00
高速炉の安全性や液体金属MHD発電等に関連して、ナトリウムプール沸騰に関する知見を得るために行なった実験である。実験は円筒状のステンレス製ナトリウム容器の底面に直径約40mmの水平伝熱面を設けたプール沸騰実験装置を使用し、通常機械仕上げ面状態のニッケル製伝熱面からの沸騰実験を行ない、カバーガス圧力を0.01kg/cmから2.0kg/cmまでパラメータにとって沸騰開始過熱度および沸騰熱伝達率の測定を行なった。その結果、まず過熱度については、他の実験者と同じく圧力低下にともなって増加するが、溶存ガスの影響を無視した理論値とは一致せず、カバーガスが沸騰開始以前の状態での飽和値近く溶存して保持されるという考えに立たないと傾向が良く説明できないようであり、溶存ガスの影響が無視できないことが示唆された。又、熱伝達率は圧力が約0.2kg/cm以下ではSuxbbotinの整理式と良く一致したが、それ以上の圧力ではやや異なった。
岡本 芳三; 根小屋 真一
Bull.JSME, 9(33), p.166 - 174, 1966/00
抄録なし
岡本 芳三
Bull.JSME, 9(33), p.138 - 143, 1966/00
抄録なし
岡本 芳三
Bull.JSME, 9(33), p.143 - 150, 1966/00
抄録なし
岡本 芳三
Bull.JSME, 9(33), p.150 - 165, 1966/00
抄録なし
岡本 芳三
Bull.JSME, 7(28), p.751 - 758, 1964/00
抄録なし